東芝、サンディスクの半導体設備買収で交渉

文:Brooke Crothers(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年10月20日 11時30分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 東芝が、SanDiskのチップ製造施設について買収交渉を進めている。日本の一部メディアが報じている。

 東芝とSanDiskは現在、三重県にあるフラッシュメモリ製造施設を共同で所有している。東芝がこの施設におけるSanDiskの所有部分を購入するための交渉に入ったと、日本経済新聞が伝えた。同紙によると、サムスン電子がSanDisk買収案を9月に明らかにしているが、今回の動きはそれに対抗したものだという。SanDiskは米国における小売向けフラッシュドライブの最大のサプライヤーである。

 東芝とSanDiskは、NAND型フラッシュメモリ製造のための合弁事業を2つ運営している。SanDiskは、それぞれの事業の49.9%を所有しており、同事業向けに研究開発費用も提供している。

 SanDiskは9月、サムスン電子からの買収提案を拒否している。SanDiskは、フラッシュメモリ価格の厳しい下落に直面する一方で、サムスン電子が現在首位にある成長中のソリッドステートドライブ(SSD)市場において出遅れている。

 SanDiskは、利益が圧縮されるなか、同社株価は過去2年間で1株あたり60ドル以上急落している。

 これらの要因が組み合わさり、同社は格好の買収対象と見られてきた。SanDiskの社長兼最高経営責任者(CEO)Eli Harari氏は9月、1株当たり26ドルというサムスン電子の提案は、「産業界全体の低迷が谷間にある時期を見計らったものだ」としていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
ITアナリストが知る日本企業の「ITの盲点」
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]