AppleはひそかにGoogleとチームを組み、最新バージョンのSafariにアンチフィッシング機能を追加していた。
この機能は、Safari 3.2ではデフォルトで有効になっており、Safariのユーザーが詐欺サイトを訪れた際に警告ページを表示する。この機能はGoogleの偽造ウェブサイトのブラックリストを活用している。これらの偽造ウェブサイトは、インターネットバンキングやその他の金融関係のウェブサイトのユーザーの認証情報を盗むために使われている。
(参照:Apple fixes 12 Safari security flaws)
以下に示すのが、ユーザーがフィッシングサイトを訪れた際にSafariが表示する警告メッセージだ。
主要なウェブブラウザ提供企業の中で、アンチフィッシング保護機能を追加していなかったのはAppleだけだった。MicrosoftのInternet Explorer、MozillaのFirefox、そしてOperaはすべて、エンドユーザーに対する警告の仕組みを提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ