オフィスマナーを向上させる(そして同僚を不快にさせない)ための方法10選 - (page 2)

文:Calvin Sun(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2008-11-19 08:00

#3:職場に持ち込む弁当に気を配る

 さまざまな生い立ちや文化を持った人々が存在しており、われわれはそういった人々を受け入れるべきであるとされている。そして、そういった人々も同様に他者を受け入れるべきであるとされている。とは言うものの、あなたが職場に持ち込む弁当に対して周りの人々がどのような態度をとるのかということについては考えておくべきである。少し考えてみれば、弁当に対して何らかのリアクションがあるということは、あなたにとってプラスにならないということが判るはずだ。変な臭いがするという苦情を言われるか、良い匂いに釣られた同僚に弁当をつまみ食いされてしまうことになるのだ。いずれにしても、あなたは損をすることになるのである。

 匂いのきつい食べ物がある場合には、自席で食べるのではなく、外で食べるか、食堂で食べるようにすべきである。また、例えば臭豆腐やドリアンなど、食堂にさえ持ち込むべきではない食べ物もあるはずだ。

#4:他者のプライバシーを尊重する

 たいていの場合、あなたはパーティションで区切られただけの自席や、オフィス内の共有スペースで仕事をしているはずであるため、他の人々の会話の断片が耳に入ってきていることだろう。こんな時、例えば自らが携わっているプロジェクトや、経験したことのある問題について話しているのが聞こえてきて、彼らにアドバイスできると思う場合があるかもしれない。そう、こういった場合には、彼らの会話に加わることで、彼らを窮地から救ったり、貴重な見解を提供することができるかもしれないのだ。しかし、そういった行動をとることで、おせっかいな人だと思われる可能性もある。

 こういった会話に加わる前に、慎重に考えなければならない。考慮すべき点の1つとして、彼らの声の様子から察することができる困窮の度合いというものがある。困っていればいるほど、彼らは他者の意見を喜んで聞くはずである。

 また、彼らの会話に加わると決めた場合には、まず最初に彼らの部屋なり席の近くまで行き、会話を聞いている様子を彼らに見せるようにするとよいだろう。そしてその後の休憩時間に、問題があるように聞こえたことをさりげなく伝え、助けが必要であれば喜んで協力する旨を伝えるのである。このアプローチは、彼らのもとに駆けつけ、会話を小耳にはさんだと告げるよりも望ましいものとなるはずである。

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