米CAは米国で開催された「CA World 2008」において、仮想化環境に対応する統合EITMソリューションを発表した。
新製品は「敏捷性の向上」「サービス品質の向上」「効率の向上」「ITおよびビジネス・リスクの軽減」の4カテゴリに分かれている。
敏捷性の向上カテゴリでは、クラウド環境におけるリソースのプロビジョニングおよびモニタリングをする「CA Data Center Automation Manager」、仮想化データセンターにおけるプロビジョニングの高速化および自動化に有効となる「CA Data Center Automation Manager」、動的な仮想化環境における変更管理機能を提供する「CA Service Desk Manager」などがある。
サービス品質の向上カテゴリでは、アプリケーションの性能と可用性を保証する「CA Wily Application Performance Management」、仮想サーバリソースの検出、追跡、およびモニタリングをする「CA Advanced Systems Management」、可用性、事業継続性、災害復旧機能を向上する「CA XOsoft High Availability」などを提供する。
効率の向上カテゴリでは、プロセスの効率化とコストの削減を図る「CA Data Center Automation Manager」、サーバおよび仮想マシンの利用率の向上、エネルギー管理の最適化、設備コストの削減のための「CA NSM」、セキュリティおよびアクセスポリシー管理を統合する「CA Access Control」などを用意した。
ITおよびビジネス・リスクの軽減カテゴリでは、データセンター仮想化に対応する「CA Data Center Automation Manager」、仮想化環境のセキュリティを確保する「CA Access Control」、コンプライアンスを確保する「CA Access Control」および「CA Audit」などがある。