Microsoftは「Windows Live Essentials」サービスのリフレッシュベータビルドを提供し、「Live Search」ブランドの改称にむけてさらに一歩前進した。
米国時間12月15日から、Microsoftは一般向けにLive Essentialsスイートの最終版に近いリリース候補(RC)のダウンロードを提供し始めた。Live Essentialsはソフトウェアとサービスを組み合わせたもので、主として(ビジネスユーザーではなく)消費者を対象にしている。本スイートをダウンロードしている人たちが指摘するとおり、「Windows Live Messenger」「Live Writer」「Live Mail」「Live Photo Gallery」「Movie Maker」「Toolbar」「Family Safety」など、単なるコアサービスの一式よりも、ユーザーのPCにダウンロードされるもののほうが多い。(Live Essentialsの最終リリースは2009年第1四半期に到来する予定である。)
LiveSide.Netは、Live Essentialsベータのリフレッシュ版の一部として、自動的にダウンロードされる他のコンポーネントやサービスのリストを掲示している。本リストには:「SQL Server CE 3.1」「Sync Framework Runtime and Services」「Windows Live Call」「Windows Live Sync(FolderShare)」そして「Microsoft Applications Error Reporting」(およびその他多数)が含まれている。ユーザーはまた、「Silverlight」「Office Outlook Connector」そして「Office Live Add-In」をLive Essentialsインストールに含めてダウンロードしたいかを聞かれる。一切合財そろっているようだ。
別のLive関連ニュースとして、Seattle Post-Intelligencerが週末にかけて、Microsoftが「Kumo」の商標を取得したことを指摘していた。Kumoは過去数カ月間、同社が熟考していたLive Searchのためのひと握りの新名称候補のうちのひとつである。(他に候補としては「Bing」と「Hook」がある。)筆者の予想ですか?今後数カ月の間、Yahooと何らかの検索関係の提携に至ることのない限り、MicrosoftはLive Searchを「Kumo」に改称するとみている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ