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Linuxアプリケーションの隠れた逸品10選 - (page 3)

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2009-02-17 08:00

#6:Ark

 Arkは、(Linuxのベテランであれば特に)見過ごしてしまいがちなアプリケーションである。Arkはアーカイブの管理を行うアプリケーションである。一般的には、ブラウザ内でアーカイブファイルのリンク(.tgや.tgz等)をクリックすると、ファイルを保存するかArkによってファイルを開くかを選択できるようになる。たいていのユーザーは、ファイルをそのまま保存した後、コマンドラインからtarユーティリティを実行してアーカイブファイルを展開することになる。Arkであれば迅速かつ優雅に行える作業を、こんなふうに手作業で行う必要があるのだろうか?生産性が重視される場合、Arkのようなツールはエキスパートユーザーであったとしても見過ごすべきではないのだ。またArkには、アーカイブをオープンし、単一のファイルのみを(他のファイルを実際に展開することなく)展開できるという便利な機能もある。こういったことはコマンドラインから行うこともできるものの、(たいていのユーザーにとっては)ファイルを右クリックして[Extract]を選択するだけで済むGUIの方がずっと簡単なのだ。

#7:TEA

 TEAは、ほとんどのプログラミング言語を扱える、プログラマー向けのテキストエディタである。TEAはGPL由来のさまざまなアプリケーションからのコードを用いて作成されており、プログラミング作業を行うための万能のアプリケーションとなっている。またTEAは、組み込みのファイルマネージャやスペルチェッカ、組み込み検索、タブ化されたレイアウト、マルチエンコーディング、コード片/セッション/テンプレートのサポートを行っており、OpenDocやRTF、KWord、AbiWord、OpenOffice等のファイル形式もサポートしているうえ、SRT形式の字幕プレビュー、テキストアナライザ、キーのカスタマイズ、HTMLツール、括弧のマッチング、Wikipedia/DocBook/LaTeXへの対応、文字列取り扱い機能、ブックマークといった機能までもサポートしている。

#8:nano

 nanoは私のお気に入りとなっているエディタの1つだ。私は長い間、Picoというエディタを愛用してきたが、Pico自体にライセンス上の問題が発生し、nanoがPicoに取って代わることになったのだ。nanoはncursesを使用したテキストエディタであるものの、viやEmacsよりもずっと使いやすいものとなっている。nanoはPicoの機能をベースとして改善されており、UTF-8がサポートされ、シンタックスの色分け表示の充実が図られ、カットすることなくテキストをコピーできるようになっている他に、逐語入力や検索の再実行、スペルチェック、マークしたテキストのインデント、ファイルブラウザ内の検索といった機能も提供されている。nanoはどのようなターミナルウィンドウ内でも動作し、フットプリントも驚くほど小さく、信頼性は現在利用可能なすべてのエディタと勝負しても引けを取らないほどである。またPicoとは異なり、nanoはほとんどのディストリビューションで簡単にインストールすることができるのだ。

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