ソフトウェア・エー・ジーは「webMethods 8.0」を発表した。企業のオープンアーキテクチャーと既存インフラへの投資を活かし、プロセス改善およびシステム統合の時間とコストを削減、ITとビジネスのコラボレーションでエンドユーザーの生産性向上に寄与するとしている。
webMethods 8.0は、SOAとプロセス改善のイニシアチブを連携させる統合ビジネスサービスリポジトリ(BSR)を採用。これにより、プロセス改善、システム統合、パートナー企業との連携に要する時間とコストを削減できるとしている。
webMethods 8.0では「システム間連携とパートナー企業との連携」「プロセスの自動化と改善による迅速な価値の提供」に重点を置いた製品。
また、新機能として「CentraSite ActiveSOA」が提供される。これは、統合BSRによってビジネスプロセスマネジメント(BPM)とSOAが独自の手法で連携する機能。業務部門と情報システム部門の双方に対して、即座に再利用、変更管理などが提供される。
これまで、企業や組織はSOAの資産を独立したレジストリに保持し、ビジネスプロセスの資産を別のサイロで管理せざるを得ず、SOAとプロセス改善へのイニシアチブが分離されていた。しかし、webMethods 8.0とCentraSite ActiveSOAとの組み合わせによって、ウェブサービスや統合関連サービス、ビジネスプロセスモデル、KPIなどの資産を単一の統合リポジトリに追加できるようになった。