NECは9月4日、同社のIAサーバ「Express5800シリーズ」が2009年上半期(1月〜6月)の国内IAサーバ市場において、金額ベース、台数ベースともにシェア約28%を獲得し、1位を継続したと発表した。
これは、データセンタ向け省電力サーバや、医療などの公共分野向け静音サーバなどが好調に推移したためとしている。
NECは2008年11月、「Express5800シリーズ」を、データセンタ向けに省電力・省スペースを追求した「DataCenterLine」と、オフィスや店舗などにおける設置性やカスタマイズ性を重視した「DataStationLine」の2つの製品群に分類し、強化/拡充することを発表している。
なおNECによると、国内サーバ市場全体においても、メインフレームの大型案件の出荷貢献などの影響もあり、2009年上半期でシェア約23%と1位になったとのことだ。