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成功のための方程式と「運」の関係--田代センセーのメンタルテクニック(30) - (page 2)

田代真人(マイ・カウンセラー)

2009-09-10 08:00

 彼が言うには「人が持っている運の絶対量はそれぞれに決まっている。だからそれを無駄遣いしないような生き方をしている」というんです。だからホームの端は歩かない。線路に落ちても必ず助かるから、そこで大きな運を使ってしまうのがもったいないというわけです。

 運の絶対量が決まっているかどうかは別として、運を無駄遣いしない生き方は見習うべきものがあります。危ないからホームの端を歩かないわけではない。絶対助かるから運の無駄遣いを防ぐために歩かない。そう考えると、日常ちょっと注意するだけで小さな運の無駄遣いを防ぐことができますよね。

 ほかにも運が良い生活では、ふとした瞬間にさまざまな「気付き」が生まれます。

 欧米のことわざで「チャンスの神様には後ろ髪がない」ということわざがあります。チャンスが来たと思ったときには、すでに横を通り過ぎていて、そのチャンスをつかもうと思っても、後ろ髪がないために見送るしかない、というお話です。つまり、チャンスを見逃さずにしっかりと前から受け止めなければならないということです。

 前回、メンターとの出会いに際して「その縁に気付き、大事にしていくことがポイント」だとお伝えしましたが、実はこの「気付き」が最も大切だと思うのです。人生のチャンスが目の前にあるのに気付かない。そうしてチャンスをつかめない。なんともったいないことでしょうか。

 初めにお話ししたように、自分の夢を手に入れるには、もともとの才能や実力を身につける努力と信念、環境、そして運が必要です。それらを私は次のように考えます。

(才能 + 努力 + 信念 + 環境) × 運 = 成功(夢が実現される)

 「運」は、かけ算で効いてくるのです。だから「ものすごく才能に恵まれ、努力もし、それを貫く信念を持ち、環境も整っている」けれど「運が悪い人」は、結果が限りなく0に近づいてしまいます。片や、才能、努力、信念、環境がそれぞれ1しかなくても、運が100万あれば、結果は100万になってしまうのです。もちろん信念が1しかなければ、運良く成功しても充実感が得られるかどうかはわかりません。宝くじに当たるようなもので、あぶく銭が手に入る程度のものかもしれません。それほどに運は大きなものだと私は信じています。

 運についての考え方には、異論もあるかと思います。しかし、私は自分の運を信じ、コツコツと前に向かって進みたいと思っています。

田代真人
筆者紹介

田代真人
マイ・カウンセラー 代表取締役。九州大学工学部機械工学科卒業後、朝日新聞社を経て学習研究社へ。ファッション女性誌「ル・クール」編集者の後、主婦向け実用雑誌 「おはよう奥さん」の創刊メンバーとして、主婦の悩みを解決する「悩み相談センター」を開設する。その後ダイヤモンド社へ移籍し、「ダイヤモンド・ブレイク!」「ビットビジネス」など数々の雑誌を編集長として創刊した後、ビジネス開発本部副部長に就任。2006年、これまでの編集経験から「人々の悩みを解決したい」との思いに至り、マイ・カウンセラーを設立。2007年ダイヤモンド社を退社し、メディアプロデュース業のメディア・ナレッジを創業すると共に、マイ・カウンセラーの代表取締役に就任する。
ご意見、ご感想は mc-info@mycounselor.jp まで。

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