日本IBM、三菱東京UFJ銀行システム部に仮想デスクトップ環境構築サービス提供

田中好伸(編集部)

2009-10-19 16:43

 日本IBMは10月19日、仮想デスクトップ環境構築サービス「IBM クライアント環境仮想化サービス」を三菱東京UFJ銀行に提供することを発表した。稼働開始は12月を予定している。

 今回のサービスは、三菱東京UFJ銀行のシステム部が開発向けに所有しているPCをシンクライアント環境に置き換えていくというもの。対象台数について日本IBMは非公開としている。

 クライアント環境仮想化サービスは、日本IBMのブレードサーバ「IBM BladeCenter」に仮想化ソフトで仮想デスクトップ環境を構築、従来PC上で稼働していたデスクトップ環境をエンドユーザーに提供する。ブレードサーバ上の仮想デスクトップ環境にメモリやCPU、ハードディスクなど従来PCで使用していたIT資源を集約、一元管理する。

 日本IBMでは、仮想デスクトップ環境構築サービスを「デスクトップ・クラウド・サービス」に位置付けて推進していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]