日本IBMは10月19日、仮想デスクトップ環境構築サービス「IBM クライアント環境仮想化サービス」を三菱東京UFJ銀行に提供することを発表した。稼働開始は12月を予定している。
今回のサービスは、三菱東京UFJ銀行のシステム部が開発向けに所有しているPCをシンクライアント環境に置き換えていくというもの。対象台数について日本IBMは非公開としている。
クライアント環境仮想化サービスは、日本IBMのブレードサーバ「IBM BladeCenter」に仮想化ソフトで仮想デスクトップ環境を構築、従来PC上で稼働していたデスクトップ環境をエンドユーザーに提供する。ブレードサーバ上の仮想デスクトップ環境にメモリやCPU、ハードディスクなど従来PCで使用していたIT資源を集約、一元管理する。
日本IBMでは、仮想デスクトップ環境構築サービスを「デスクトップ・クラウド・サービス」に位置付けて推進していくとしている。