7つの機能で探るWindows 7の魅力

文:Adrian Kingsley-Hughes 翻訳校正:石橋啓一郎 2009年10月30日 12時12分

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 10月22日、Windows 7の一般販売が開始された。つまり、現在はWindows 7がプリインストールされたPCを買えるし、オンラインショップや実店舗でWindows 7のディスクを買えるようになっている。ここでは、Windows 7の機能から筆者のトップ7を紹介する。

#1--性能が向上

 Windows 7の新機能のトップに位置するのは、疑いなく性能だ。筆者が使ってみたWindows 7搭載機は、モンスター級のクアッドコア搭載マシンから小さなネットブックに至るまで、パフォーマンスの向上が見られた。

 主な性能測定指標から起動時間やビデオエンコーディング、ゲームのフレームレートを比較すると、Windows Vistaと比較して平均10%前後の向上が見られた。

 私見では、この性能向上がWindows 7の最強のセールスポイントだ。

#2--UACがより穏やかに

 VistaのUAC(ユーザーアクセス制御)を利用するということは、ダイアログボックスのショットガンで撃たれるようなものだった。たった1つの操作で大量の警告が表示されることもあり、それで多くのユーザーは混乱したり途方に暮れたり、腹を立てたりしていた。

 Windows 7では、UACは若干控えめになり、特定の操作に対してだけ出されるようになった。セキュリティ面での質の低下を懸念する人がいるかもしれないが、筆者はVistaのUACで見られたダイアログの嵐の方が問題だと思う。

 もう1つよくなった点を挙げれば、今回のUACでは、ユーザーが警告表示のレベルをカスタマイズできるようになった。警告を表示させるレベルを選べるようになったので、UACの警告システムを自分の求めるレベルに合わせることができる。

#3--64ビットが新たなデフォルトに

 MicrosoftとOEM大手企業は、64ビットWindowsをこれまで以上に強く推している。ハードウェアやソフトウェア、ドライバがかつてないほどに64ビットをサポートしていることを考えると、64ビットにマイグレーションしない理由はあまりない。

 今後数年でWindows 7は32ビットをPCの少数派にするのではないかと筆者は思う。

#4--トラブルシューティングツールが充実

 ユーザーは、問題に直面すると解決策を見つけるか同じ問題が起きないようにするかしてその場を乗り切りたいと考える。ユーザーの問題解決を支援するべく、Microsoftは多数のトラブルシューティングツールをWindows 7に搭載している。

 1つで完璧というツールは存在しないが、MicrosoftがWindows 7に搭載したツールのおかげで、多くのユーザーが自力で問題解決でき、テクニカルサポートに相談したり、答えを求めてウェブ上を探し回ったりせずに済むだろう。

#5--UIはより使いやすく

 Windows 7のUIは革命的進歩とは言えないが、MicrosoftがWindows 7のUIに加えた漸進的な変更はほぼすべて正しい方向に向かっている。今回、UIは2つの面で修正が加えられた。

  • ユーザーが使いたいアプリケーションや文書を見つけやすいようにする
  • 必要なものが見つかったら、UIはバックグラウンドに引っ込んで、ユーザーが作業を始められるようにする

#6--タッチスクリーンをサポート

 Windows 7でタッチ操作が標準でサポートされた。これが本当の意味で使われるようになるまでにはしばらく時間がかかるだろうが、MicrosoftがWindows 7 OSでタッチスクリーンをサポートしたことをきっかけに、OEM企業は今よりもおもしろいマシンを出すようになるだろう。

#7--XPモード

 筆者個人はXPモードがそんなに好きなわけではないが、Windows 7のいくつかのエディションに搭載され、デスクトップからバーチャルマシン内のXPを動作させることができる機能がXPモードだ。しかし、XPより新しいOSでは動作しない特定のソフトウェアを使っている人たちにとって、この機能は生命線にもなる重要な機能だ。

最後に--それでも急ぐ必要はない

 結論として、Windows 7は確かにいいOSだ。筆者は、Ed Bott氏がWindows 7を評して「印象深い」と言ったコメントに1票だ。しかし、それでも、Windows 7を大急ぎで採用する理由は見あたらない。Windows 7はこれから6か月先でも買えるわけであり、急がなくてもいい。そのうちにWindows 7はさらに改善され、ハードウェアサポート(ドライバサポート)もさらに充実する。誰もが幸せになれる。

 だから早速仲間入りして今すぐアップグレードするのもいいだろうし、後から追いかけてくるのもいいだろう。あるいは、今のOSを使い続けてもいい。ひょっとするとMacやLinuxも。それは読者の皆さんの選択だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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