Shockwave Playerに深刻なセキュリティホール--アドビが修正パッチ公開

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-11-04 14:41

 米国時間11月3日、Adobeは同社のShockwave Playerに存在するいくつかの深刻なセキュリティホールを修正するパッチを公開した。

 このアップデートは「クリティカル」に分類されており、全部で5件の脆弱性を修正している。中でももっとも重大なセキュリティホールは、WindowsおよびMacのユーザーを遠隔からのコード実行攻撃にさらす可能性のあるものだ。

 Adobeのセキュリティ情報には、次のように説明されている。

 Adobe Shockwave Player 11.5.1.601およびこれ以前のバージョンに、クリティカルな脆弱性があることが確認された。これらの脆弱性は、悪用した攻撃者が対象システムで悪意のあるコードを実行することを許す可能性があるものだ。Adobeは報告された脆弱性に対し、解決策を提供した。ユーザーには、インストールされているソフトウェアを以下の手順に従ってアップデートすることを推奨する。

 このアップデートは、Shockwave Player 11.5.1.601およびそれ以前のバージョンを対象としたものだ。Adobeのパッチは、このページからダウンロードできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  2. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]