アドビがFlash Media Serverのセキュリティホールを修正

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-12-22 15:06

 Adobe SystemsはFlash Media Server(FMS)3.5.2以前のバージョンに影響のある2件の重大な脆弱性を修正する、緊急のパッチを公開した。このアップデートは、すべてのプラットフォームで提供されており、攻撃者が影響のあるシステムで悪意のあるコードを実行できる問題を修正している。以下に、Adobeのセキュリティ情報の要点を示す。

  • このアップデートは、サービス妨害攻撃につながる可能性のある、リソースが枯渇する脆弱性を修正している(CVE-2009-3791)。
  • このアップデートは、FMSにサーバ上にある任意のDLLを読み込ませることにつながる可能性のある、ディレクトリトラバーサル脆弱性を修正している(CVE-2009-3792)。

 AdobeはFlash Media Server(FMS)ユーザーに対し、FMSのバージョン3.5.3をインストールすることを推奨している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]