埃をかぶるSnow Leopardのマルウェアブロック機能

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2010年01月07日 06時00分

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 AppleがMac OS X(Snow Leopard)にマルウェアブロッカーを追加してから6カ月近く経ったが、この機能には蜘蛛の巣がかかっているようだ。

 Appleがこの機能を導入した際、この機能の対象となるマルウェアが記述されているXProtect.plistファイルには、OSX.RSPlug.AおよびOSX.IserviceというMac OS Xユーザーを標的とした2つの既知のトロイの木馬がリストアップされていたが、このファイルにはその後新たなシグネチャは追加されていない。

 公平を期すために書いておけば、この2つのシグネチャは、それぞれのトロイの木馬の数多くの亜種を検知できるものだが、Appleがこれまでこのシグネチャを拡大せず、この特にMac OS Xを標的とするDNS設定を変更するマルウェアの大きくなり続けるリストを捉えようとしてこなかったことは、残念なことだ。

 このDNS設定を変更するトロイの木馬は、MacのDNSサーバを変更するのに使われるものだ。このトリックは、フィッシング業者が偽のウェブページを読み込ませ、貴重なユーザーデータを盗むために使われている。これらのトロイの木馬は、ソーシャルエンジニアリングや、PtoPで配布されている海賊版ソフトウェアを通じて流通している

 Macユーザーは、Snow Leopardのアンチマルウェア機能にSoftware Updateで新たな定義ファイルが提供されることを期待したが、何ヶ月もの間新たなものはリリースされていない。

 このマルウェアをブロックする機能は有用なものだが、かなり初歩的なものであることも確かだ。この機能は、いくつかのアプリケーション(Safari、Mail、iChat、Firefox、Entourage、および他のいくつかのウェブブラウザ)でダウンロードされたファイルしかスキャンしない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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