本記事を参考にして、Google Chrome(以下、Chrome)に有用な拡張機能を追加することで、あなたのウェブ閲覧エクスペリエンスを向上させてほしい。
筆者は1年半ほど前、「Firefoxの必携アドオン10選」という記事を執筆した。同記事を執筆した際、筆者はFirefoxを使っていた。しかしその後、ほとんどの作業にChromeを使うようになったため、Chromeの拡張機能を用いて使い勝手を向上させていきたいと考えるようになった。幸いなことに、この新しいブラウザの開発者たちは拡張機能の重要性を認識していたため、拡張機能を開発するためのフレームワークが用意されることになった--そして、それを用いてさまざまなところで開発が行われるようになった。今では数多くの拡張機能が公開され、Chromeの機能を向上させることが可能になっている。
本記事では、試用してみることをお勧めしたいChromeの拡張機能を10個紹介している。あなたもそのうちのいくつかは使い続けたいと思うことだろう。
#1:Google Mail Checker Plus
この拡張機能は、Gmailを頻繁に利用する人にとって必携と言えるだろう。受信トレイに入っている未読メールの数を一目で確認することができ、未読メールの件名と送信者名もドロップダウンリストで表示されるようになっている。また、こういった電子メールを読んだり、削除したり、スパムとして登録したり、アーカイブしたりすることも可能になっている。さらに、ドロップダウンリスト上に表示された各メールのリンクをクリックすることで、Gmailのページがオープンし、該当メールを読むことができるようにもなっている。
#2:Xmarks Bookmarks Sync
Xmarks Bookmarks Syncを使用することで、FirefoxやChrome、Safari、Internet Explorerの間でブックマークを同期させることが可能になる。Firefox用のXmarks(Xmarks Bookmark and Password Sync)とChrome用のXMarks(Xmarks Bookmarks Sync)は少し機能が異なっているものの、同じように使用することができる。なお、Chrome版はFirefox版とは異なり、同期中に使用不能になることはない。
#3:FlashBlock
FlashBlockはその名前から推察できる通り、Flashコンテンツをブラウザにロードさせないようにするという拡張機能である。なお、Ctrl+Shift+Fを押下することで、閲覧中のサイトをその場でホワイトリストに追加することもできる。FlashBlockがブロックするコンテンツには以下のようなものがある。
- Adobe Flash(旧称Macromedia Flash)
- Adobe Shockwave(旧称Macromedia Shockwave)
- Adobe Authorware(旧称Macromedia Authorware)
- Microsoft Silverlight