トレンドマイクロは1月28日、ヤマハのファイアウォールルータ「SRT100」向けにウェブセキュリティサービスを提供すると発表した。2月下旬から提供し、今後1年間で1億円の売り上げを目指す。
SRT100は、主に従業員100人以下の中小企業や事業所向けに提供されているセキュリティ機能搭載のルータ。スループット200Mbps、VPNスループット80Mbps、UPnP、IPv6、SIP-NAT対応などのスペックに加え、URLフィルタリングやWinnyフィルタなどのセキュリティ機能も搭載している。
今回、SRT100に対してトレンドマイクロが「Webレピュテーション」機能を実装。Gumblarをはじめとするウェブサイトからの脅威に対応するための機能を提供する。URLフィルタリング機能も備え、業務に不要なサイトの閲覧をブロックできる。
レピュテーションとフィルタリングを備えた「Trend Micro Standard Web Security for Yamaha」と、レピュテーションのみの「Trend Micro Web Security for Yamaha」の2種類のサービスが用意される。税別価格はそれぞれ、ルータ1台あたり6万円と3万円。1年間のスタンダードサポートサービス料金が含まれている。