マイクロソフトは3月17日、現在東京都内にある同社7拠点のうち、5拠点のオフィスを1つに統合、品川の新本社オフィスへの移転を行うと発表した。移転は2011年2月の予定。
統合されるのは、現在「新宿本社オフィス」「代田橋オフィス」「赤坂オフィス」「初台オフィス」「霞ヶ関オフィス」として稼働している5拠点。移転先は、東京都港区港南の「品川グランドセントラルタワー」となる。
これにより、マイクロソフトの東京都内の拠点は、東京都調布市の「マイクロソフト調布技術センター」、東京都千代田区大手町の「マイクロソフト大手町テクノロジーセンター」と合わせて、3拠点となる。
マイクロソフトでは、様々な部門が分散して入居していた5つのオフィスを統合することで、「組織間連携を強化し、社内における業務の生産性向上、ガバナンスを利かせることで企業としての成長を目指すとともに、顧客、パートナーへのサービス向上を目指す」「One Microsoftの考え方に基づき全社一丸となって日本に根付いた信頼される企業を目指して企業活動を加速する」「従業員にとってもより働きやすい職場環境の構築を目指す」としている。
なお、品川の新本社オフィスには、2011年2月の移転時で約2500名の従業員が入居予定という。