東芝ITサービスと東芝ソシオシステムサポートが統合--運用保守サービス事業を強化

富永恭子(ロビンソン) 2010年03月18日 06時00分

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 東芝ソリューションは3月17日、同社のグループ会社で、情報システムの運用、監視、保守等の業務を担う東芝ITサービスと、郵便区分機、現金自動預払機の保守、運用管理業務を担う東芝ソシオシステムサポートの2社を、運用保守サービス事業の効率化、強化をはかるため、4月1日付けで統合すると発表した。存続会社は東芝ITサービスとなる。

 東芝ソリューショングループは、この統合で経営資源の集中化を行い、情報システム系からメカトロニクス系までカバーする幅広い運用保守サービス体制を構築し、さらなる事業拡大を目指すとしている。統合する2社は、ともに東芝ソリューションの100%子会社であるため、本件による業績への影響はないとしている。

 東芝ITサービスは、長年にわたりマルチベンダー対応によるITシステムの運用保守サービスを提供している。近年、多様化する要望に応えるため、顧客システムをトータルにサポートできるサービス体制の拡充に取組んでいるという。また、東芝ソシオシステムサポートは、郵便、金融関連市場に納入されている業務用機器の保守サービスを提供しているが、昨今メカトロニクスとITが融合したシステムの増加に伴い、ITシステムを含む運用保守サービスの提供へと業務内容が拡大してきたとしている。

 東芝ソリューションでは、運用保守サービスを含むITアウトソーシングサービス市場は堅調に伸長しており、今後、クラウドやSaaS等の利用が増えることにより、それに伴う運用保守サービスの需要は拡大するとともに複雑化していくとする。今回の統合は、両社が保有している、拠点、コールセンター、技術、サポートシステム等の機能を融合してサービスを拡大、強化することが目的という。また、これら経営資源の集中化により、グループの全国拠点のカスタマーエンジニアの多機能化や、スキル向上を効率的に進める予定という。

 存続会社となる東芝ITサービスの統合後の資本金は10億5300万円、代表取締役社長は、現東芝ITサービス社長の石橋英次氏が続投する。

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