日本オラクルは4月20日、データベース管理基盤「Oracle Database 11g Release 2」のMicrosoft Windows Server 2008 R2およびMicrosoft Windows 7対応版を発表した。5月18日より出荷を開始する。
Oracle Database 11g Release 2は、すでにLinuxやHP-UX、IBM AIX、Sun Solarisなどに対応していた。今回新たにWindows対応版として、「Oracle Database 11g Release 2 for 32-bit Windows」および「Oracle Database 11g Release 2 for Windows x64」を提供する。
Windows対応版の出荷に先立ち日本オラクルでは、ユーザーおよびパートナー企業がOracle Database 11g Release 2をすぐに活用できるよう、早期検証プログラムを実施する。まずは、技術者コミュニティサイト「Oracle Technology Network」より、Windows Server 2008 R2とWindows 7に対応したOracle Database 11g Release 2の完全版を無償でダウンロードできるようにする。ダウンロードしたソフトウェアには、自己学習やアプリケーション開発と試作を目的とした開発ライセンスが提供される。
また、技術者を対象にしたセミナーやハンズオントレーニング、インターネットセミナーを実施するとともに、特設サイトを開設し、Windowsプラットフォームに特化した技術情報を提供する。いずれも最新機能の紹介や、Oracle Databaseを旧バージョンから最新バージョンにアップグレードする方法、他社データベース製品からの移行手法についての情報を提供する。
Windows対応版の価格予定は以下のとおりだ。
- 「Oracle Database 11g Enterprise Edition」
Processorライセンス価格 542万1150円
Named Userライセンス価格 10万8465円 - 「Oracle Database 11g Standard Edition」
Processorライセンス価格 199万7310円
Named Userライセンス価格 3万9900円 - 「Oracle Database 11g Standard Edition One」
Processorライセンス価格 66万1920円
Named Userライセンス価格 2万580円