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日本オラクルなど、製造業向けにERPの企業グループ展開で協業--IFRS対応を加速

田中好伸(編集部)

2010-01-18 12:35

 東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、日本オラクルの3社は1月18日、製造業向け統合基幹業務システム(ERP)のグループ展開を支援するソリューション協業を開始することを発表した。

 今回の協業は、早ければ2015年にも強制適用が始まる国際会計基準(IFRS)に対応するもの。IFRSは、企業グループ全体の情報システムや業務プロセスに大きな影響を与えることが予想されており、企業グループ全体としての対応が急務と言われている。

 オラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite(EBS)R12」と日本HPのインフラ統合ソリューション「HP BladeSystem Matrix」を組み合わせ、EBS R12をベースにしたB-EN-Gの製造業向け短期導入テンプレート「b-MD(Business Enhancer for Manufacturing/Discrete)」を活用して、IFRSに向けた企業グループ全体の経営パフォーマンス管理の高度化を支援していく。EBS R12をBladeSystem Matrixで稼働させるためのパフォーマンスチューニングや技術検証を完了させた最適構成でユーザー企業に提供、導入期間の短縮と早期の投資対効果(ROI)達成を支援するという。

 B-EN-Gが提供するb-MDは、EBS R12の財務会計とサプライチェーン管理機能を中心に、製造業ほぼすべての基幹業務領域を統合した業務モデルやシステムアーキテクチャを実装している。IFRS対応で欠かせないマネジメントアプローチや複数帳簿、収益認識に関する機能を搭載しており、導入期間を約30%短縮できるとしている。

 日本HPのBladeSystem Matrixは、ブレードサーバ「HP BladeSystem」に仮想化ソリューションを実装、基幹業務システムの運用効率を高める自動化機能や管理機能が統合されている。BladeSystemのテンプレートを活用することで、手作業で半日から1日かかっていたセットアップ作業が数分に短縮されるという。

 EBS R12の基盤として使用されているオラクルのデータベース製品「Oracle Database 11g R2」のグリッドコンピューティング技術やデータ圧縮機能などを活用することで、企業グループ全体への展開、プライベートクラウド形式でのグループ内展開が可能になるという。

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