NTTデータの「BizXaaS」でウェブシステム共通基盤「intra-mart」のクラウド提供を開始

富永恭子(ロビンソン)

2010-04-28 13:33

 NTTデータ イントラマートは4月27日、同社が提供する「intra-mart」製品が、NTTデータのエンタープライズ向けクラウドサービス「BizXaaS」に採用され、SaaSクラウドでの提供が開始されたと発表した。

 今回BizXaaS上で提供が始まった「intra-mart WebPlatform」および「イントラネット・スタートパック」は、グループウェア機能やワークフロー機能、ポータル機能などのシステム共通基盤機能を提供するもの。

 intra-mart WebPlatformは、日本企業の商習慣に適合したワークフローをはじめとして、ウェブシステムの開発において必要な各種機能をコンポーネントとして装備しており、オープンで高い開発生産性を実現するフレームワーク。コンポーネントにはフロント統合のためのポータル、シングルサインオン、バックエンド統合のためのESB/ERP連携モジュール、ビジネスプロセス統合のためのBPMまで、SOAを構築していくための機能を多数提供するとしている。日本企業の商習慣にあわせ、自由にカスタマイズすることが可能だという。

 イントラネット・スタートパックでは、安全なチームコラボレーションを実現する各種機能を提供する。メンバー間でのスケジュール情報やドキュメントの共有、専用の電子会議室によるディスカッションなどが可能。また、ユーザーインターフェースにAjaxを採用することで、ユーザビリティの向上を実現しているとする。さらに、グループウェア機能をサービス化し、外部システムから呼び出して実行できるようにするなど、将来的なSOAへの発展も視野にいれた、コラボレーションサービス基盤として活用できるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  2. ビジネスアプリケーション

    AIの投資対効果を最大化する「先導者」の存在--企業に求められる戦略策定能力

  3. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

  4. ビジネスアプリケーション

    「AIエージェントによる顧客サポート」など10選、セールスフォースが示す最新のデータ活用法

  5. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]