東芝ソリューション、三島信用金庫へオペレーショナルリスク管理システムを納入

富永恭子(ロビンソン) 2010年04月28日 13時33分

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 東芝ソリューションは4月27日、三島信用金庫にオペレーショナルリスク管理ソリューション「QualityGym」シリーズの「事務品質アラーム」を納入したと発表した。4月より稼動を開始している。

 事務品質アラームは、顕在リスクの改善PDCAを実現するソリューションパッケージ。過去に全国20以上の金融機関が採用しており、また信用金庫への納入事例も複数あるなど、地域金融機関全体に多くの導入実績があるという。

 三島信用金庫は、高品質な信用金庫の実現に取り組んでおり、施策のひとつとして「苦情の適切な管理による顧客満足の創造」を掲げている。同信用金庫では、顧客との窓口でのトラブルやクレームなどの苦情、職員による事務ミス、コンプライアンス違反などの事故情報を対応状況と合わせて一元管理し、内部統制状況の把握、業務の再構築、職員教育に活用することが不可欠であり、また「苦情の適切な管理による顧客満足の創造」にもつながると考え、そのためのシステムを検討していたという。

 東芝ソリューションは、この施策を実現するためにQualityGymシリーズの事務品質アラームが採用されたとしている。また、同ソリューションを利用してバーゼルII(新しい自己資本比率規制)で求められている定性基準の達成を定量的に説明するため、オペレーショナルリスクデータベースの実現、報告ワークフローの共通化、リスク、効率化分析の標準化、改善計画(再発防止策)策定のシステム化を実現したという。

 2006年度から施行されたバーゼルIIでは、自己資本比率を算出する際に、従来の「信用リスク(貸し倒れリスク)」「市場リスク(保有資産の相場変更リスク)」に加えて、新たに「オペレーショナルリスク(事務リスク)」が加えられている。これまで定量的に計測されることの少なかったオペレーショナルリスクに対する管理能力が金融機関の経営本質を計る指標に加わり、これらを的確にコントロールする動きが本格化しているという。三島信用金庫では、潜在的なリスク管理も視野に入れ、さらなる品質向上を進めていくとしている。

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