富士通システムソリューションズ(Fsol)とEMCジャパン(EMC)は5月18日、電子化された文書やウェブコンテンツの登録、管理、保管、情報共有業務の統合管理と効率化を行うECM(Enterprise Content Management)ソリューションをSaaSで提供することに合意したと発表した。サービスは7月より開始される予定。
SaaSとして提供されるのは、EMCのコンテンツ管理プラットフォーム「Documentum」に加え、複数の会社間の連携に適したウェブベースのコラボレーションプラットフォーム「eRoom」、eRoom上で機密情報の制御、保護、履歴管理を行う「IRM(Information Rights Management)」の計3製品。これらを富士通のデータセンターからインターネット経由で提供する。
これにより、ユーザーはECM専用システムを自社で構築することなく、電子化された文書やコンテンツの管理、保管、情報共有、セキュリティ設定を短期間に低価格で実現できるとしている。