CTCとオプテックス、3次元画像ソリューション分野で協業

富永恭子(ロビンソン) 2010年07月02日 21時38分

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 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とオプテックスは7月2日、オプテックスが開発した3次元距離画像カメラ「ZC-1000シリーズ(ZC-1000)」のソリューション開発で協業を開始すると発表した。CTCでは、7月1日よりZC-1000の販売を開始している。

 ZC-1000は、米Canestaで開発された3次元距離画像センサを搭載した3次元距離画像カメラ。オプテックスは、赤外線など各種センサのメーカーとして、防犯用や自動ドア用センサなどで実績がある。CTCは、多様な画像処理システムの構築実績を持ち、Canestaの販売代理店として、3次元画像処理アプリのマーケット開拓を行ってきている。

 今回の協業では、CTCがジェスチャーUI分野や自律走行ロボット分野を含む新しいマーケットに対して、この3次元距離画像カメラの販売を行う。オプテックスは、その技術支援をする形で協業することによって、新しい3次元画像ソリューションのビジネス開拓を行う。今後両社で、デジタルサイネージやゲーム等のエンターテインメント分野、自律走行ロボットなどの分野で、新たなソリューションビジネスの展開を目指すという。

 ZC-1000は、高速駆動(最大60フレーム/秒)が可能なCanestaの3次元距離画像センサにオプテックス独自の光学およびノイズカット技術を組み合わせることで、外光の変化の影響を受けにくい設計となっているという。これにより、奥行き方向の分解能力が低く、外光の変化の影響を受けやすかった従来の3次元データによる物体認識システムに比べ、太陽光下でも3次元の物体を認識して、高速、高精細な距離画像データを出力できるとしている。

 これにより、ZC-1000はジェスチャーUI(デジタルサイネージ、ジェスチャーゲーム)や障害物検知(自律走行ロボット)など、従来の2次元画像処理では困難で、高速なレスポンスが必要だった用途にも利用できるという。また、これまで3次元データによる物体認識を検討していた自動車およびセキュリティ分野に対してもZC-1000の技術は利用可能だとしている。

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