セールスフォース・ドットコムは10月21日、日本総合研究所(日本総研)が、クラウドプラットフォーム「Force.com」を導入したことを発表した。
日本総研では、Force.comを2500ユーザーで利用する予定。同社では現在、社内の業務フローの見直しを行っており、今後、同プラットフォーム上に様々なクラウドアプリケーションを構築し、現行システムを順次移行していくという。第1弾として、10月から年度末にかけてシステム更改を控えた経費申請や人事申請などの業務系システムの移行を行い、今後、情報系システムも順次稼働させる予定だとしている。
セールフォース・ドットコムによれば、Force.comではアプリケーション開発に必要なあらゆる環境をクラウド上で提供しているため、開発インフラが不要で、従来のオンプレミス型(自社運用型)に比べ、低コストで迅速にアプリケーションを開発、導入できるとする。現在、Force.com上で開発されたアプリケーションは全世界で17万を超えているという。