NTTデータ・セキュリティは12月1日、企業などで情報セキュリティ事故が発生した際に、状況把握と対応実施計画の策定を迅速、適切に行い、二次被害を含む損失を最小限に抑える「セキュリティ・インシデント救急サービス」の提供を開始したと発表した。
セキュリティ・インシデント救急サービスは、不正アクセス、内部犯罪・内部不正行為、管理ミスなど、さまざまな原因による情報セキュリティ事故が発生していることを背景に、事故が発生した事実よりも事故後に迅速な対応と処置を行わなかったことで、企業などが信頼失墜やビジネス機会の損失といった大きなダメージを受けることから、事故が発生した際に迅速かつ適切に対応するというもの。
サービス内容は「緊急受付」「オンサイト初動対応」「本格対応」の3種類となっており、登録無料の会員制サービスも提供している。あらかじめ会員登録しておけば、契約などの時間を要する作業を事故発生前に済ませておくことができ、事故発生時の迅速に対応が可能になる。迅速に対応できることで被害を最小限に抑えられるという。会員登録をしていなくても利用は可能としている。