ディーバは12月10日、企業のIFRS(国際会計基準)対応支援の一環として「IFRS対応実務講座」のEラーニングでの提供を同日より開始すると発表した。
ディーバではこれまで「連結会計実務講座」を開催しており、受講者数は開設から約8年でのべ2万人を超えるという。今回、新たに提供を開始するEラーニング講座では、企業のIFRS対応を早急にバックアップするため「IFRS対応実務講座」からスタートし、2011年2月に「連結会計講座」、2011年3月に「内部統制講座」を提供する予定。なお、同サービスは、ディーバの製品を利用していないユーザーも受講が可能だ。
Eラーニングサービス上でのIFRS対応実務講座の特徴は、「IFRSの基本的内容を、数値例や仕訳を用いた練習問題を通じて定着させる」ことにあるという。同講座は、IFRSの項目別に分かれており、1講座当たりの受講時間は60〜90分程度で構成されている。また、各講座内でも論点別に章が分かれ、章単位で理解度が確認できるよう、練習問題が用意されている。また、企業でのIFRS導入プロジェクトの一環としての利用を想定しており、プロジェクトメンバーの受講状況を確認できるよう、受講者全員の受講進ちょく度や理解度テストの採点結果を確認できる管理画面も用意している。
IFRS対応の実務講座Eラーニングの提供価格は、1講座あたり有効受講期間1カ月で3000円。また、複数講座をまとめて申し込める割安な講座パックもあり、10講座パック(任意の講座選択可)は、有効受講期間3カ月で2万5000円。全21講座パックは、有効受講期間3カ月で5万円となる。