「アプリケーションのカオス化」をコントロールせよ--ソニックウォール - (page 2)

冨田秀継(編集部)

2010-12-28 16:12

日本オフィスを設立して10年、今後の事業戦略は?

 日本には独特のプロセス(商習慣)があることを理解している。しかし、リセラーをメインにビジネスを展開するというアプローチは、もはや日本だけのものではない。SonicWALLは、ワールドワイドで日本と同じように間接販売を展開している。プロフェッショナルのリセラーをトレーニングして、その方々に製品を販売してもらっている。

 日本オフィス代表のマイク小池からは、SonicWALLは日本でリセラーを育て、しっかりと理解してもらった上で製品を市場に送りこんでいると聞いている。質を良くするためには教育が必要であることから、ワールドワイドで実施しているトレーニングプログラムを日本語化し、2010年には100人を育成する目標を掲げた。加えて、4カ月で100社のパートナーを獲得してもいる。クオリティ(質)とクオンティティ(量)の両方を向上させている。

今、日本でも大手外資系ベンダーを中心にハイタッチセールス(直販)に注力する企業が増えている。ソニックウォールは、直販に力を入れないのか?

 当社と競合する企業はどこも直販だ。それは、その顧客の重要度であったり、金額規模で判断しているのだろう。しかし、SonicWALLは違う。NECは、ソニックウォールが直販できる幅よりも広い層にアプローチできる。NECはエンドカスタマーや官公庁と長年に渡って信頼関係を築いているが、これを私たちが自前でやるのは大変だ。また、NECのQA(品質保証)部隊は大変頼もしく、日本に合った機能などを要求として報告してもらっている。

 SonicWALLはハイタッチと言うよりも“ハイサポート”の会社だ。日本のチームは、この経営環境の中で大きく成長してくれた。この革新を遂げられたのは、パートナーの協力があってのことだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    【マンガ解説】まだ間に合う、失敗しない「電子帳簿保存法」「インボイス制度」への対応方法

  2. セキュリティ

    企業のDX推進を支えるセキュリティ・ゼロトラスト移行への現実解「ゼロトラスト・エッジ」戦略とは

  3. 経営

    2023年データとテクノロジーはどう変わるか 分析プラットフォームベンダーが明かす予測と企業戦略

  4. セキュリティ

    リモートワークで浮き彫りとなった「従来型VPN」、課題解決とゼロトラスト移行を実現する最適解

  5. セキュリティ

    第2世代EDRはココが違う 「自動化」でエンドポイントセキュリティの運用負荷・コストを削減

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]