Amazon Web Services(AWS)は米国時間1月19日、同社クラウド上でのさまざまなサービスの管理を自動化する「AWS Elastic Beanstalk」をローンチした。
簡単に言うと、AWS Elastic Beanstalkはウェブ開発者がアプリケーションをローンチする際に必要な、配備に関する細かな設定をすべて代わりに引き受けてくれるというものだ。Elastic Beanstalkは、ストレージ、コンピューティングクラスタ、ロードバランシング(負荷分散)、自動スケーリングといったサービスの配備と管理を行うことができる。
Amazon.comでウェブサービス部門のバイスプレジデントを務めるAdam Selipsky氏は、クラウドコンピューティングのインスタンス管理に大量の人的資源を注ぎたくないと考える小規模開発者および大企業は、ともにElastic Beanstalkの目指すターゲットだと話している。Selipsky氏はElastic Beanstalkについて「アプリケーションは構築するが、その基盤になるコンピューティングインフラを管理するほどの技術的知識はないという顧客に向けたものだ」と述べ、「Beanstalkは完全にブラックボックス化されている」と説明した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。