4.Konqueror
以前はKonquerorは、KDEデスクトップであらゆるもののデフォルトツールとして使われていた。Konquerorはファイルマネージャ兼ウェブブラウザとして、Linuxデスクトップの王様だと考えられていた。しかしその後、KDEチームはデフォルトファイルマネージャにDolphinを導入し、KonquerorはもはやKDEデスクトップの何でも屋ではなくなった。だが、Konquerorは優れたブラウザだったし(今でもそうだ)、複数のレンダリングエンジンを使えるという、他のウェブブラウザにはない特徴を持っている。KonquerorはデフォルトのKHTMLで使うこともできるが、WebKitを利用することもできる。デフォルトでは、KHTMLを利用するKonquerorがインストールされる。WebKit版を使いたければ、rekonqをインストールすればよい。
5.Lynx
Lynxはとても長い間、手に入る最善のウェブブラウザだった。ウェブは読むためだけのものだった時代の話だ。Lynxはターミナルウィンドウの中で使える、テキストベースのウェブブラウザだ。GUIを持たないサーバを使っていて、インターネットで何かを調べる必要が生じた場合などには、Lynxのようなツールはかけがえのないものだ。ただし、普段使っているブラウザと同じように動作すると期待すべきではない。リンクを「クリック」することはできないし、画像も見えず、当然ながらFlashやJavaアプレットも見ることができない。
6.Epiphany
信じてもらえないかも知れないが、EpiphanyはGNOMEデスクトップのデフォルトブラウザだ。Epiphanyの目標は、ユーザーがウェブブラウザではなく、コンテンツに集中できるようにすることだ。Epiphanyをインストールし、どんな風に動くかを見れば、嬉しい驚きを感じるはずだ。Epiphanyを使うなら、最大限に活用できるよう、epiphany-extensionパッケージもインストールすること。このパッケージがあれば、さまざまなプラグインやツールを使用することができる。ただし、EpiphanyでFlashやJavascriptを多用するサイトを見ようとすると、深刻なクラッシュが起きる。この重大な欠陥は、Epiphanyが進化し、熟成するに従って、なくなっていくかもしれない。
7.Midori
Midoriが目指すのは、高速で軽いブラウザだ。多くのブラウザが、同じゴールを追求している。しかし、他の多くのブラウザが失敗している中、Midoriは大成功を収めている。このブラウザは軽くて高速であり、Epiphanyのようなクラッシュ癖は持っていない。多くのユーザーが感じるであろう唯一の欠点は、拡張機能やプラグイン、テーマといった装飾が一切ないことだ。しかし、Midoriは簡単に使え、恐ろしく高速なWebKitベースのブラウザであり、他のブラウザには及びもつかない速度を体験できる。