#5:試験的に仮想化を実施してみる
最後に、試験的に仮想化を実施してみることをお勧めしたい。仮想化を計画しているサーバの完全なバックアップを取得し、隔離された実験環境で稼働しているホストサーバ上で該当バックアップを復元するのである。こうすることで、実際に該当サーバを仮想化した際に直面しそうな問題を見定めることが可能になるわけだ。
こういったラボ環境の構築は簡単そうに思えるものの、他のサーバ群も試験的に仮想化してみる必要が出てくるかもしれない。例えば、仮想化の検討を行っているサーバが仮想環境内で正常に動作することを確認するには、実験環境内でドメインコントローラやDNSサーバを稼働させる必要が出てくる場合もあるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。