「Ubuntu 11.04」を選ぶ10の理由--愛すべきポイントとは - (page 3)

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2011-05-25 08:00

7.レーティングとレビュー

 Ubuntuソフトウェアセンターに、アプリケーションのレーティングとレビューのシステムが組み込まれた。これは素晴らしいことで、ユーザーはようやく、インストールの手間を割く価値のないアプリケーションを避けられるようになるだろう。これは確かに、何千ものアプリケーションのうちかなりの数が陰に隠れてしまうことを意味しているが、これはまったく問題ない。利用できるアプリケーションの数を誇れるのは素晴らしいが、本当に大切なのは、品質の高いアプリケーションがいくつ提供されているかだ。これでユーザーは、例えば星4つ以上のアプリケーションだけを検索するというようなことが可能になるはずだ。

8.新しい視覚効果設定

 そのとおり、11.04には、「Compiz」やUbuntuとUnityでだけ使える気の利いたいくつかの新しい視覚効果が同梱されている。Compizからランチャーアニメーションやユーザーに急の操作を要求するアニメーションなどの設定を行える。また、多くのユーザーが喜ぶと思われる、ウィンドウの透明度を指定するオプションもある。これらは、Ubuntu Unityには視覚効果が不足していると考えている人には確かにプラスだ。また、「Compiz Config設定マネージャ」(ccsm)を使って、Compizのすべての機能を自由に使うこともできる。ccsmはUbuntuソフトウェアセンターで見つかる(ccsmと検索する)。

 Unityを使っている場合、(少なくともUnityプラグインを無効にしない場合は)「Compiz Cube」を有効にはできないことに注意すること。従って、Compiz Cubeをどうしても使いたいのであれば、UnityからClassic Gnomeに切り替える必要がある。

9.ネットワーク管理アプレット

 これは大きなことではないように見えるかも知れないが、このソフトウェアには多くの改善が施されている。さらに大きいのは、nm_appletは現在、appindicatorとして動作するようになっており、Unityで動くということだ。この変更が行われる前は、nm_appletはUnityの新しいパネルの方式に合わないように思われた。nm_appletが完全に作り直されたため、UbuntuでもほかのLinuxディストリビューションと同じようにネットワークマネージャのインジケーターが使えるようになった。

10.全体としてのUbuntu

 わたしは、鳥肌が立つようなフレーズ(「シナジー」や「パラダイム」といった)を使わずに、この項目のタイトルを付ける方法を思いつかない。わたしの意味するところはこうだ。わたしはこれまで、多くのデスクトップが一体となって動作することを目指して作られ、失敗するのを見てきた。また、これまで見た中には、ある程度全体が調和しているデスクトップもあった。しかし、完全に全体が統合されていると感じるデスクトップに出会ったのは、Ubuntu 11.04が初めてだ。Unityで作業をしていると、すべてがあまりに見事に統合されているので、デスクトップ上で作業をしているということさえ忘れてしまいがちだ。インストール後のデフォルトの状態でも、場違いなものは1つもない。わたしはこれを高く評価しているし、Ubuntu 11.04はこの困難な目標を達成した初めてのLinuxディストリビューションかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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