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AT&T社内文書の不正入手で契約従業員を逮捕

ZDNet Japan Staff

2011-07-21 11:31

 米連邦捜査局(FBI)は7月19日、米インターネット決済サービス大手PayPalへのDDoS攻撃(分散サービス不能攻撃)を行った罪などで14人を一斉検挙した。また、米通信大手AT&Tのシステムから不正に情報を取得した従業員が逮捕された。

 起訴状によれば、DDoS攻撃を実施したとして逮捕された14人は、PayPalが告発サイトWikiLeaksへの寄付の取り扱いを終了したことへの報復として昨年12月にPayPalサイトを攻撃した疑いがもたれている。攻撃はAnonymousが指揮を執り実施したとみられる。

 また、AT&Tのサーバから事業に関する情報を不正に取得し、ファイル共有サイトに公開したとして、ニューメキシコ州在住のランス・ムーア(21)が19日午前に逮捕、起訴された。ムーア被告はAT&Tの顧客サポート業務の契約従業員で、自らのアクセス権限を超えて社内のサーバにアクセスして数千件の文書やアプリケーションなどのファイルをダウンロードし、その日のうちにそれらを匿名ファイル共有サイトに公開した疑いがもたれている。

 起訴内容によると、ムーア被告がアップロードしたファイルを、不正アクセスなどを行っていた集団LulzSecが自ら入手した機密文書だとして公開していたという。

 防護策をとられているコンピュータに対し意図的に危害を加えた場合、最大で禁錮10年、罰金25万ドルが科される。

 FBIによると、このほか大手企業や公的機関への組織的攻撃に関する捜査の一環として米国内35件以上で家宅捜索を実施したという。

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