日本メナード化粧品は、iPadでプレゼンテーションを行うためにブイキューブのASP型ウェブ会議システム「V-CUBE ミーティング」とオプションの「ペーパーレス連携」を採用した。ブイキューブが7月28日に発表した。
日本メナード化粧品では、商品発表会で記者により深く、効果的に商品を理解してもらうためにiPadでプレゼンしたいと考えていたという。V-CUBE ミーティングは、導入の容易さと資料をめくる動作がスムーズで使いやすいなど操作が簡単で、すぐに使えること、さらに、導入費用が安価な点や機密性の高さ、運用の柔軟性が評価され、採用に至ったという。
日本メナード化粧品は、6月21日から販売している美容液「プログラム30」の発表会で、従来の大会場で大人数に対して行う形式ではなく、1日2回、記者5~7人ずつを対象に少人数形式でiPadで説明するスタイルの発表会を企画。記者は1人1台、製品ブランドカラ―のiPadを使い、V-CUBE ミーティングのホワイトボードに掲示された商品概要や研究背景、肌変化の写真など20枚以上の資料を見ながら、約30分間の説明を受けたという。商品や研究について多くの質問が出されるなど、質疑応答も活発になったとしている。
日本メナード化粧品は今後、商品特性に適合すれば、リアルタイムで名古屋の研究所と会場を結ぶなど、距離を感じさせないプレゼンや情報共有を進め、さらに動画やアニメーションの活用も検討したいという。
V-CUBEは、市販のウェブカメラとヘッドセット、そしてネットに接続できる環境があれば、どこでも利用できる。インストールなどの設定が不要なことから、簡単に利用できるのが特徴だという。ホワイトボードや資料の共有、会議の録画などの機能と企業ユースに適した水準のセキュリティも兼ね備えているといい、操作説明会も行っている。ペーパーレス連携は「V-CUBEペーパーレス」として単体でも導入できる。