特許庁は2月7日、端末がトロイの木馬に感染していたことを発表した。特許出願などの未公開情報が外部に流出した事実は確認されていないと説明している。
同庁は内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)からの情報提供に基づいて庁内の端末約4000台を調査、2月4日に3台がトロイの木馬を含むウイルスに感染していることが判明した。2月5日にはすべての端末から駆除したという。
現在日本でも危惧されている標的型攻撃の手口は、トロイの木馬などが端末に忍び込み、バックドアを形成し、外部のサーバから制御できる状態にするものといわれている。
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