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「生まれながらの」リーダーになるには--出世するための6つの方策

John McKee (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2012-04-24 07:30

 今回の記事では、リーダーシップコーチである筆者が、出世の階段をより早く昇るうえで役に立つ方策を6個紹介する。

 あなたは、「生まれながらのリーダー」であるとしか思えない人の存在に気付いたことがあるだろうか?そのような人々は、オーダーメイドの服を着こなすのと同じ感覚でリーダーシップを発揮できる。その一方で、ほとんどの人々は苦労を重ねながらリーダーとしての役割を果たしている。それは、サイズの合わない服を着て居心地の悪い思いをしているようなものと言ってもよいだろう。そのような思いは行動に、ひいては結果にも表れ、最終的にはキャリアにも影響を与えるわけである。

 生まれながらのリーダーと呼ばれる人々には、共通する秘密がある。その秘密とは、新たな仕事を命じられるたびに、あるいは新たな責務を与えられるたびに、そういったものに自らを順応させる必要があるという自覚にほかならない。彼らは新たな役割におけるリーダー像を「演じる」ことで、正真正銘のリーダーになれると分かっているのである。こういった自覚を持つことで、出世の階段をさっさと昇っていける人がいるわけだ。そして、たとえ頭が良くても、あるいは仕事熱心であったとしても、そのような自覚を持っていない人はなかなか出世できないというケースもあるのだ。

 以下では、「生まれながらのリーダー」という評価を築き上げながら、キャリアを大きく伸ばすうえで役立てられる方策を6個紹介する。

1.最終目標を明確にしておく。そのうえで、周囲に惑わされることなく、その目標に向かって真っすぐ進んでいくわけである。筆者がともに仕事をしてきた優秀なリーダーたちは、自らのキャリアを通じて常に、目標をしっかりと見据えていた。そして次の段階に進んだ際に、「新しい」最終目標を定め直していたのである。

2.重要な事項を優先する。そのためには、最終目標に到達するうえで必要となるものごとを見極めなければならない。つまり、手元のリソース(人的なものや物理的なもの)や、教育/研修、協力し合える仲間、メンター、克服すべき課題を検討するわけである。こういった見極めを早い段階で行っておけば、進捗の予期せぬ停滞を防いだり、計画の破綻というよりひどい事態に陥る可能性を低減したりできるようになる。

3.先を見越して積極的に行動するとともに、万が一に備えておく。可能な限り、自らの進む道を主体的に決定できるようにしておこう。するべきことが分かっているにもかかわらず、リソース不足で手が出せないというのは、歯がゆいだけでなく、致命傷になりかねない。とは言うものの、障害というものは必ず、あなたの前に立ちはだかる。このため、複数の選択肢をあらかじめ検討しておき、障害に備えておいてほしい。

4.「足るを知る」--あるマネージャーにとっては不十分なリソースでも、他のマネージャーにとっては十分という場合もある。あなたがリソースの争奪戦や、他のプロジェクトと同等のリソースを要求することに集中するのであれば、いつかは手痛いしっぺ返しを食らう羽目になるだろう。生まれながらのリーダーは、足るということを知っており、最終目標を達成するためにリソースの再配分が必要な場合もあると心得ているというわけだ。

5.話すよりも、相手の言葉に耳を傾ける。人生のあらゆる局面で通用する「最高のスキル」とは、聞き上手であるとともに、明確な指示を出せるというものである。この2つは両立できる。会得するようにしてほしい。

6.自らを革新し続ける。2005年において最高速を誇っていたプロセッサは、現在ではかなり遅い部類に入るはずだ。つまりその性能は、今日の期待に応えられるほど高くはないというわけだ。あなたは、こういったプロセッサのようになってはいけない。そして自らをアップグレードする際には、意思決定を行う立場にある人々にそのことを知ってもらうようにしよう。

 あなたの前途に幸多からんことを。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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