コラボソフト新版「Zimbra 8.0」--UC組み込み、ウェブ会議と連携

田中好伸 (編集部)

2012-07-12 16:23

 ヴイエムウェアは7月12日、メールを中心としたコラボレーションの基盤となるソフトウェアの新版「VMware Zimbra Collaboration Server 8.0」を発表した。ベータ版をダウンロードできる。

 Zimbra 8.0はクラウドに関する専門知識に基づいて設計されているという。プライベートとパブリックの両方のクラウドにブラウザベースのメールシステムを構築できる。仮想ソフトウェアアプライアンスの形態で提供され、10分で導入できるとメリットを説明している。

 VMwareはCisco Systemsなどと提携して、新版ではユニファイドコミュニケーション(UC)機能を搭載している。メイン画面から音声通信やUC機能を活用できるようになっている。

 電話番号をクリックするだけで電話をかけられる機能、Ciscoが提供するインスタントメッセージング(IM)ソフトウェア「Cisco Jabber」と統合することで在籍確認(プレゼンス)機能とワンクリックでチャットできる機能も提供されている。加えて、Zimbraから直接、SaaS型のウェブ会議システム「Cisco WebEx」のセッションをスケジュールに登録、開始する機能も統合されている。

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