インターネットイニシアティブ(IIJ)とEMCジャパンは7月19日、協業を発表した。EMCジャパンが日本国内で開始したパートナープログラム「EMC Velocityサービス・プロバイダ・パートナー・プログラム」の第1号パートナーにIIJが認定された。
今回の協業で両社は、EMCのストレージとIIJのクラウドサービス「IIJ GIOサービス」を連携させて新しいソリューションの開発と共同マーケティングなどを展開する。
具体的には(1)EMCジャパンの既存顧客にGIOを活用したハイブリッドクラウドの構築支援、(2)EMCのストレージとIIJ GIOを連携させた事業継続ソリューションの開発と提供、(3)共同での営業活動やキャンペーンなどのマーケティング活動での新規顧客開拓――の3つとなっている。
IIJ GIOでは、EMC傘下のVMwareとEMCのストレージに活用したクラウド「IIJ GIO仮想化プラットフォーム VWシリーズ」を8月から提供する。同サービスは“持たないプライベートクラウド”を実現しようとしている。