編集部からのお知らせ
PDF Report at ZDNet:「ドローン活用」
「ニューノーマル」に関する新着記事一覧

シマンテック、Android向けモバイルセキュリティソフト新版--管理機能を強化

吉澤亨史

2012-08-13 13:58

 シマンテックは8月13日、Android端末向けセキュリティソフトウェア「Symantec Mobile Security(SMS)7.2」の販売を開始した。モバイル端末管理(MDM)ソフトウェア「Symantec Mobile Management(SMM)」をAndroid向けに機能拡張した。SMSの初年度ライセンスと保守価格は3700円(次年度以降保守600円)、SMMの初年度ライセンスと保守価格は5700円(同900円)。

 スマートフォンをはじめとするモバイル端末の普及が拡大しているが、シマンテックによると、モバイル端末を標的とするマルウェアのファミリー数が急増しており、脆弱性も増加しているという。また、“ポリモーフィック型”と呼ばれるAndroidアプリやワンクリック詐欺、個人情報を盗み出す日本語アプリが登場するなど巧妙化も進んでいる。

 その一方で、モバイル端末の業務利用も進んでいる。企業では、モバイル端末の活用はメールやコンテンツの共有などで業務効率や運用性を向上できるとしている。その反面で、盗難や紛失、ウイルス感染、脆弱性、運用管理のコスト増などを懸念点に挙げている。こうした事態を受けて、国内の企業向けモバイルセキュリティ市場は今後5年間で3倍になるとみられている(IDC Japan調べ)。

  • モバイル端末の脆弱性とマルウェアが急増している

  • 国内の企業向けモバイルセキュリティ市場は、今後5年間で3倍に拡大するとみられる

  • スマートデバイスの業務利用ではメールやコンテンツ共有が特に活用されている

 新しく発売されるSMS 7.2では、マルウェア対策やウェブプロテクション、盗難・紛失対策などの機能を搭載するが、管理機能が大幅に強化された。従業員の持つモバイル端末の分析、レポーティングをウェブコンソールから容易に確認できるほか、さまざまなイベントにあわせた自動化矯正ワークフローを作成できる「Symantec Workflow」も標準提供される。従業員個人にゆだねることなく、強制的にアップデートやセキュリティポリシーを適用できるとそのメリットを強調している。

 また、MDMとの連携機能も搭載。SMMと連携して包括的なモバイルセキュリティ環境を構築できる。同社の「Altiris Client Management Suite」とも連携するため、共通のコンソールからモバイル、Windows、Mac、Linux、仮想環境にあるPCなどのセキュリティも一元管理が可能となる。セキュリティ機能のない他社製MDMを保管する形で活用することも可能という。

 シマンテックでは、今後のモバイル戦略として「Symantec Mobility Solutionコンセプト」を明らかにしている。これは、セキュリティを維持した上でモバイル端末を効果的に活用するために、端末だけでなくアプリやデータといった情報、そして利用者の管理機能も提供し、生産性向上を目標とするものだ。今後、アプリを管理するための“Mobile Application Management(MAM)”、データを管理するための“Mobile Information Management(MIM)”といったソフトウェアを提供する予定だ。

  • 盗難や紛失など、モバイル端末管理における懸念も少なくない

  • SMS 7.2は管理機能が大幅に強化されている

  • 今後は端末だけでなく情報と利用者の管理機能も提供し、生産性向上を実現する

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    進化を遂げるパーソナライゼーション、企業に求められる変革とは

  4. クラウド基盤

    【事例】機器の老朽化・陳腐化、ストレージ運用の属人化…複数課題を一気に解決したカプコン

  5. セキュリティ

    「日経225銘柄」企業の現状から読み解く、インターネットアクセスにおける業種別の弱点とは?

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]