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サイボウズ、時間と場所の制約をなくした働き方「ウルトラワーク」を試験運用

田中好伸 (編集部)

2012-08-31 15:07

 サイボウズは、チームと個人の両方の生産性向上を目的に時間と場所の制約をなくした働き方(同社は「ウルトラワーク」と呼んでいる)を運用している。8月26日~9月15日の3週間の試験運用となっている。

 ウルトラワークで想定されているのは「早朝、涼しい自宅で集中して仕事をする」「オフィス外の空間で企画をブレインストーミングする」「保育園の親子行事の前後の時間で仕事をする」「遠方の通勤者が近所の同僚の自宅で一緒に仕事をする」――などだ。

 ウルトラワークで業務をこなす従業員は、グループウェアのスケジュールにウルトラワークであることを明記。ほかの従業員とのやり取りでも自分がウルトラワークであることを知らせている。

    運用にあたってのルール
  1. チームの生産性を下げないこと(会議や上司の指示を優先する)
  2. 上司の承認があること(部ごとのルールに従う)
  3. 業務時間が「スケジュール」に前日までに登録されていること
  4. 業務時間中は、連絡が取れるようにしておくこと
  5. 3と4は、9~18時に会社にいる場合は不要

 始まって数日がたち現状はどうなのかを聞いてみると、「自宅で仕事した方が効率が上がる」という声もあり、「午前は在宅勤務して、午後は顧客を訪れたあとで、オフィスで仕事をしている」という従業員もいるという。始まったばかりだからか「自宅は集中できない」など戸惑う声も聞こえてくるとしている。

 これまで同社は、より多くの人により長く、より成長して働いてもらうために「ワーク重視・ライフ重視・ワークライフバランス重視」の3つの働き方を選べる制度や短時間勤務制度、在宅勤務制度、6年間の育児休暇制度などを実施してきた。働き方の多様性を実現することで、育児や介護、災害など従業員のライフスタイルの変化にも柔軟に対応してきたと説明する。

 サイボウズは多様な働き方はクリエイティビティを発揮させるとともに、雇用機会を創出し、仕事や生活の質を高めることにつながると説明。時間と場所を越えたコラボレーションを可能とするITサービスを提供する企業として、事情のある一部の従業員だけでなく、全社のワークスタイルを変革することを決めている。そうしたことから今回のウルトラワークを試験的に運用している。

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