ニフティは1月16日、IaaS「ニフティクラウド」で専用線・閉域網サービスで接続できる機能「ダイレクトポート」の提供を開始した。東日本ではNTT東日本の「フレッツ・VPNワイド」、西日本ではケイ・オプティコムの回線を利用できる。
ダイレクトポートを利用すると、ユーザー企業の社内ネットワーク環境をネット回線を経由せずにニフティクラウドと直接接続できる。既存システムを維持したまま、イントラネットの延長として必要な分だけクラウドを利用できる。バックアップ環境や災害復旧(DR)対策環境をクラウド上に構築する場合、データを安全な経路で転送するというメリットもあるとしている。
ダイレクトポートの帯域は1Gbps。東日本のフレッツ・VPNワイドの場合、別途プライベートLANの契約が必要になる。月額料金は3万1500円。西日本では、ケイ・オプティコムが提供するイーサネットVPNやIP-VPN、イーサネットVPNワイド、イーサネットVPNワイド アドバンス、イーサ専用線から選択する。