編集部からのお知らせ
SNS分析のトレンドまとめ
注目「Googleのクラウド事業を読み解く」

TIS、OSSへの移行支援サービス--「OpenStandia」でサポート体制構築

田中好伸 (編集部)

2013-01-22 17:03

 TISは1月21日、業務システムの更改などでオープンソースソフトウェア(OSS)への移行を促す「OSSマイグレーションサービス」の提供を開始した。データベースソフトウェア「PostgreSQL」を中心にしている。

 OSSマイグレーションサービスは、アセスメントからコンサルティング、新プラットフォームの構築、システム移行、その後の保守サポートまでをワンストップで提供する。ミッションクリティカルなシステムへのOSS適用を目指して、活用に関するノウハウをソフトウェアスタック(推奨構成群)「ISHIGAKI Template」として体系化し、独自に実証検証に基づいて蓄積してきている。

 TISではOSSについて「ひとつひとつは、ゴツゴツとした石のようなもの」と説明。この“石”をうまく組み合わせれば、システムの運用を支える強固なアプリケーション基盤(石垣)になり得ると表現している。ISHIGAKIはDBのPostgreSQLを中心に、Javaのアプリケーションサーバとして「JBoss Application Server」、ウェブサーバは「Apache HTTP Server」、OSは「CentOS」、クラスタリングは「Pacemaker」「Heartbeat」「DRBD」、運用支援は「Hinemos」「Zabbix」で構成される。

 価格は、DBのアセスメントサービスが150万円から(税別)。そのほかのサービスは要件に応じて個別見積もりとなっている。移行後のサポートは、野村総合研究所のOSSサポート「OpenStandia」を活用した保守体制で、移行後も安心してOSSを利用できるサポート体制となっているとメリットを強調している。

図1
※クリックすると拡大画像が見られます
図2
※クリックすると拡大画像が見られます

 ハードウェアの保守切れなどを契機に新システムを構築するマイグレーションでは、構築費用や保守サポート費用といったコストを削減するために、OSSの活用が選択肢となっている。OSSの活用は、特定のベンダーへの依存度が高まることによる“保守運用の柔軟性の低下”や“技術習得のための人材育成費の高騰”などの事態に対する解決策としても注目を集めている。

 だが、OSSの活用では、性能や可用性についての体系化されたドキュメントなどが少なく、サポートなどに不安があることから、実行するのが難しいという課題があった。今回のOSSマイグレーションサービスは、そうした課題に対応するものになる。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    マンガで解説、移行済みの担当者にも役立つ! Windows10移行&運用ガイド

  2. クラウドコンピューティング

    カギは物理世界とクラウドの接続あり!成果が出やすいIoT活用のアプローチを知る

  3. クラウドコンピューティング

    IoTにはこれだけのサイバー攻撃リスクが!まずはベストプラクティスの習得を

  4. セキュリティ

    エンドポイントの脅威対策をワンストップで提供 現場の負荷を軽減する運用サービス活用のススメ

  5. クラウドコンピューティング

    家庭向けIoT製品の普及とともに拡大するセキュリティとプライバシー問題─解決策を知ろう

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]