レッドハットは2月13日、技術者育成プログラム「Red Hat Partner Developer Program」と認定制度「Red Hat Product Specialist」の提供を開始した。パートナー企業向けにオープンソースソフトウェア(OSS)を活用したシステムを提案できる技術者を育成する。
Red Hat Product Specialistを今後3年で1万人育成する。この資格は「ITインフラソフトウェアスペシャリスト」と「ミドルウェアソリューションスペシャリスト」の2つで構成される。
ITインフラソフトウェアスペシャリストは、IT基盤のOSS化のための製品知識があり、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」と仮想化技術を活用したシステムを提案できることを狙う。
ミドルウェアソリューションスペシャリストは、ミドルウェア群「JBoss Enterprise Middleware」を中心にアプリケーション基盤のOSS化の知識を持ち、Java EEアプリケーションサーバだけでなく、ビジネスプロセス管理(BPM)やビジネスルール管理(BRM)なども提案できることを狙う。
Red Hat Partner Developer Programの価格は1人あたり10万円から。各スペシャリストは、それぞれの専門知識を獲得するため1~2日間の認定トレーニングを受講し、試験で合格するとスペシャリストして認定される。