レッドハット、IaaS基盤「CloudForms」の国内販売を開始

ZDNET Japan Staff

2012-07-31 17:46

 レッドハットは7月31日、IaaS基盤「Red Hat CloudForms」の販売を開始すると発表した。ハイブリッドクラウドを構築、管理するためのプラットフォームで、同社ではオープンなIaaS環境を構築できると強調している。

 レッドハットは、CloudFormsを利用することで、オンプレミスに展開された複数の異なる仮想化やプライベートクラウド、パブリッククラウドを統合し、オープンなハイブリッドクラウドを構築できるとしている。また、既存インフラとの容易な統合を謳っているほか、ベンダロックインを避けることも可能だという。

 対応するクラウド環境は、オンプレミスはRed Hat Enterprise Virtualization、VMware vSphere、パブリッククラウドはAmazon EC2。

 ユーザー部門はセルフサービスポータルを通じて、コンピューティング資源を容易に調達できる。そのため、ビジネスニーズに迅速に対応することが可能だとしている。また、セルフサービス化はガバナンスの強化にもつながるとしている。例えばIT部門がユーザーの要求に対応できない場合、ユーザーは自らパブリッククラウドを利用するケースもあるため、IT部門が直接管理できない環境が発生することになる。同社では、CloudFormsを利用することで、ユーザーからの要求に迅速に対応できるとともに、利用状況の管理などの面でガバナンスを強化できるとしている。

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