大規模向けグループウェア「ガルーン」を1万ライセンス導入--通信インフラ建設のミライト

田中好伸 (編集部)

2013-03-22 14:46

 通信インフラ建設のミライトグループは情報共有基盤として大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」を導入、稼働させている。ライセンス規模は1万、拡張モジュール「パワーアップキットシリーズ マルチカンパニー for ガルーン」も導入した。サイボウズが3月21日に発表した。

 同グループはもともと、大明、東電通、コミューチュアの中核3社で構成。2012年10月にミライトホールディングスを持ち株会社にして、ミライトとミライト・テクノロジーズの中核2社に再編した。同グループは、ホールディングス以下計32社のグループ会社を抱えている。

 事業再編を機に情報共有基盤を刷新した。再編前は、大明が「サイボウズ ガルーン」「サイボウズ デヂエ」、東電通がデヂエと「サイボウズOffice」、コミューチュアが他社製グループウェアと各社が異なるグループウェアを活用していた。

 グループ企業が事業をともに展開する過程では、状況に応じて情報を統制できることに加えて、組織としての一体感を醸成することが重要とされている。マルチカンパニーを導入することで、グループ会社間でのユーザー管理やアクセス制御が可能となり、各社の独立性を保ちながら運用できるようになっている。マルチカンパニーは、複雑な組織体制の中で細かいユーザーグループでもアクセス権限の範囲設定などが扱いやすく、特定の部分だけにセキュリティ制限をかけられるという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  5. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]