日生、会計システム刷新でパッケージ採用--プロセスや組織を抜本的見直し

田中好伸 (編集部) 2013年05月13日 14時27分

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 日本生命保険は経営情報基盤整備プロジェクトとして会計システムの刷新を進めている。新会計システムは統合基幹業務システム(ERP)パッケージソフトウェア「Oracle E-Business Suite」に決定。情報システム子会社のニッセイ情報テクノロジー(NISSAY IT)とアビームコンサルティングがプロジェクトを支援する。

 日本の大手生保でのパッケージ導入は今回が初めてとみられている。日本企業の中でもシステム化が早いとされている生保業界は、長い間スクラッチでの開発が基本。そのために、業務プロセスはこれまで紙が中心だった。今回のプロジェクトでは、パッケージ標準に合わせて業務プロセスを変革し、カスタマイズなどの追加コストを極力低減して、投資対効果の高いシステムを目指すという。

 新会計システムは、日常的な会計総務業務や決算業務などバックオフィスの幅広い領域で本社主計部門から各部、支社までが対象。(1)管理会計情報の充実化、(2)業務の効率化、(3)統制強化――を軸に全社最適視点で組織と業務を見直す。経営情報をより正確にスピーディに把握できるようになり、ガバナンスを効かせた透明性の高い業務が実現できると説明する。

 プロジェクトにアビームが参加するのは、外部の知見を取り入れることも狙い。プロジェクトでは、従来の手法や属人的なスキルにとらわれない、新しい試みで他業種のベストプラクティスを取り入れながら、プロセスや組織体制を抜本的に見直す。

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