日生、契約管理サポートシステムをForce.comで構築--7000人が利用

田中好伸 (編集部)

2012-06-04 14:17

 日本生命は、保険契約管理やサービスのサポートシステムをPaaS「Force.com」で1カ月程度で構築、稼働を始めた。セールスフォース・ドットコムが6月4日に発表した。

 今回のシステムは、顧客の保険契約管理と顧客ごとの契約内容に応じたプラン、持参ツールなどの情報を営業担当者に提供するサポートシステム。業績も管理する。1500以上の支社や拠点、保険手続きや相談の窓口となるニッセイライフプラザ約100店舗の内勤職員約7000人が利用する。

 従来は営業担当者と内勤職員が紙でやり取りしていた契約状況に関する情報や個人のノウハウで管理していた営業情報を、Force.com上に集約しリアルタイムに一元管理する。契約状況を迅速かつ正確に把握することで、顧客に付加価値のあるサービスを提供できるとメリットを強調する。

 日生は保険商品や事務手続きを一新する基幹系システムを開発しているが、新システムの本稼働とほぼ同時に、新しい基盤を活用できるフロントシステムとしてForce.comの採用を決定しているという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]