旭化成ホームズ、Force.comに災害点検システム--震災後1カ月半で緊急点検完了

田中好伸 (編集部) 2011年08月04日 16時17分

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 旭化成ホームズは、PaaS「Force.com」で構築した災害点検システムを活用して、東日本大震災後、約2週間でカスタマイズ、約1カ月半で自社構築物件の緊急点検を完了した。セールスフォース・ドットコムが8月4日に発表した。

 旭化成ホームズは、旭化成グループの住宅事業部門を担う企業として1972年に設立。都市部を中心に「ヘーベルハウス」を供給している。

 同社の災害点検システムは、災害時に自社建築物の点検結果を入力するもので、基幹システムにある21万件の建物データと連携している。震災後、想定外の規模の災害に対応するため、点検項目を新たに作成した。応援派遣された従業員もシステムを扱いやすいように入力画面もチェックシートと同じインターフェースにカスタマイズして、使用ライセンスも拡大している。

 3月下旬にはシステムの再構築を終え、自社建築物件の点検作業を開始、1カ月半で点検作業を完了している。同社は、災害点検システムのほかに、建物の施工時に発生する産業廃棄物の種類や量を可視化するトラッキングシステムも3月から運用している。

 旭化成ホームズは「もともと災害点検システムのメンテナンスコスト削減が目的だったが、災害対策を通じて、クラウドだからこそ可能なことが無数にあることを実感している。今後は通常のアフターサービスシステムの基盤もクラウド化して、見込み客の管理など営業支援への活用も目指す」とコメントしている。

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