筑波大附属小で実験--1人1台のタブレット、“未来の教室”の可能性

大河原克行 2013年06月14日 15時42分

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 内田洋行が筑波大学附属小学校に導入した「フューチャークラスルーム」の実証実験を展開している。

 筑波大学附属小学校では、3月に内田洋行の“教室空間コンセプト”であるフューチャークラスルームを採択し、全教科全学年で1人1台のタブレット端末を導入した。タブレット端末を活用した授業の特性や効果的な活用方法などを検証し、教育現場の教員を対象に具体的な授業の事例を共同開発していくことになる。

 具体的には「ICTを活用した授業事例の研究開発」として、1人1台の情報端末を活用した授業を実践して、筑波大学附属小学校が教科担任制を採用している特徴を生かし、強化ごとに特色あるICTを活用した授業事例を開発。これにより、課題を解決するための思考力、判断力、表現力などを主体的に学習に取り組む態度などを育むという。


筑波大附属小にあるフューチャークラスルーム(提供:内田洋行)

 「ICT活用を前提とした指導方法や学習環境の研究」にも取り組み、具体的な授業事例を実践するにあたり、追加で必要とされる機能や機器、コンテンツなどを抽出、整理し、これを製品化につなげるという。

 内田洋行では、実証実験で得られた成果をもとに、1人1台の情報端末を利用するための学習環境の在り方を検証し、同社の製品、サービスなどを通じて、全国の学校へ展開していくことになるという。実証実験には、日本マイクロソフトと富士通が協力している。


筑波大附属小学校の実証実験に導入したSTYLISTICS Q702/F

 導入するのは、ICT空間構築ツールの「SmartInfill」、タブレット端末の画像を複数投影するマルチスクリーン、電子黒板で自由自在に書き込める機能「eB-S for school」、教育ソフトとして、日本マイクロソフトのOffice、内田洋行の「スクールプレゼンター」「デジタルスクールノート」のほか、タブレット端末には富士通の「Windows 8」搭載の「STYLISTICS Q702/F」を採用。授業支援システムの「ActiveSchool/FCR」、タブレット端末充電保管庫、移動が容易にできる可動式の机と椅子である「VIMデスク・チェア」、無線LANアクセスポイントなど。

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