日立製作所は6月27日、統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」(UCP)において、中小規模システムのサーバ仮想化やクラウド環境の構築向けに「Hitachi Unified Compute Platform かんたん仮想化モデル」の販売を、6月27日に開始した。
UCP かんたん仮想化モデルは、VMware vSphereやMicrosoft Windows Server 2012 Hyper-Vを用いたサーバ仮想化環境の構築実績によるノウハウを活用する。
これにより、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた事前検証済みの構成の中から、システム規模などに応じて必要な者を選択し、顧客のシステム要件に合わせて調整した上で提供する。発注から最短で10営業日という短期間で提供可能としている。これにより、顧客の効率的なIT投資と、事業環境の変化への迅速な対応を支援するという。
日立は、UCPをグローバル市場向けに製品化。国内では2012年10月に大規模なクラウドサービス事業者を主な対象とするIaaS基盤モデルと、中規模以上のプライベートクラウドを主な対象とするPaaS基盤モデルの販売を開始していた。